好奇心!
読破ページ数【20】
世間ではゴールデンウィークですが、今年はみごとに家族の予定がばらばらで、遠足あり、塾の講習会ありで起床時間もばらばらなら、食事の時間も(弁当もあったりで)ばらばら、で落ち着かなかったです。明日からはまたいつもどおり4時半起きだ~。
そんなわけで、仕事は進まないのに、細切れ時間があちこちにできて読書だけは進みました。GW中に読んだ本の1冊です。
完全恋愛 牧薩次作 マガジンハウス(2008.01)
他者にその存在さえ知られない罪を
完全犯罪と呼ぶ
では
他者にその存在さえ知られない恋は
完全恋愛と呼ばれるべきか?
こんな言葉ではじまるひとりの男の一代記。そこには三つの謎がある。凶器消失、巨大密室、不在証明。ミステリとしても、昭和から平成を生き抜いた男の一生としても読みごたえありますが、恋愛小説としても読めるという、すごい小説です。ラストシーンで恋愛小説としての一面がすーっとうかびあがってきたときは、ぞくぞくっとしました(全体に恋がテーマであるのですが……)。うう何を書いてもネタを割りそう。読み終わってから、この冒頭の言葉を読み直すと、すべてここに語られていたことに気がついた次第です。
『ぼくたちのアニメ史』を読んだときにも思ったのですが、同じ時代に生きていて作品に触れられるのは幸せだ~。
多彩なご活躍をしている作者ですが、こんどはケータイ小説も書かれるそうです。(さっそくお試し版読んできました)
→「ミステリーワールド」
「読者や鑑賞者がいてこそはじめて作品は完結する。」(194ページより引用)とこの本の登場人物のひとりが言っていますが、ケータイ小説から興味をもった方もぜひぜひ『完全恋愛』を読んでみてほしいです。
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