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2004.04.01

家族のかたち

 このところ読んだ本で家族ってなんだろうと考えた。"Heaven"(Angela Johnson)は12歳の少女が主人公。両親と弟の4人家族だ。ある日自分が養女であることを知りショックを受ける。育ててくれた両親に感謝しながらも、真実を教えてくれなかったことで信じられなくなってしまう。
 『ナム・フォンの風』(ダイアナ・キッド 作/もりうちすみこ訳/あかね書房)は、オーストラリアにのがれた、ベトナム難民の少女の話。家族とばらばらになってしまい、言葉がでなくなるが、ひきとってくれた、おばさんや学校の先生のお蔭で心をひらいていく。
 『わたしの赤い自転車』(アデレ・グリセンディ作/菅谷誠訳/柏艪舎)は1950~60年代にイタリアの農村部で育った女性のエッセイ。パスタを家でうち、家族が着る洋服は、家の足踏みミシンで縫う。男ものは女ものや子どものものにリフォームして、最後の最後まで使い切る。そんな生活が描かれている。日本となんと似ていることか。
 心がつながっていることが、大切なんだろうなと思う。

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