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2004.04.17

ふたりの関係は……

『くまさんとことりちゃん』(ウルスラ・デュボサルスキー文/ロン・ブルックス絵/いまえよしとも訳/BL出版)
『くまさんとことりちゃん、また きょうはとくべつの日』(ウルスラ・デュボサルスキー文/ロン・ブルックス絵/いまえよしとも訳/BL出版)

 ちょっととぼけたくまさんと、しっかりもののことりちゃんのおはなし。それぞれ5つの短いおはなしがある。異なる動物のペアといえば、ガブリエル・バンサンのくまのアーネストおじさんとねずみのセレスティーヌを思い出す。日常のエピソードがつづられている感じはローベルのがまくんとかえるくんを思い出す。このくまさんとことりちゃんの関係はなんだろうか。ともだちのようでもあり、恋人どうしのようにも読める。関係はなんであれ、いっしょにくらしているふたりの心のかよいあいがあたたかくてほっとする。

 とくに気に入ったのは「おちばかぞえて」と「ことりちゃん ごきげんななめ」そして「よふかし」。いっしょにいたいときとひとりになりたいとき。そんな呼吸がぴったりあっていて、うらやましい関係だ。

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