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2004.07.02

名まえとことば

 初めて使ったハンドル・ネームは「ぴこ」だった。それから1年ほどで「蒼子」に変えて、今まで使っている。実生活で本名を、そしてネットの上ではハンドル名を使っていると、「蒼子」としての自分があらたにできてきたような錯覚におちいる。そんなことを考えながら『ゲド戦記外伝』を読み終えた。そもそも「ゲド戦記」を知ったのは、大学で一般教養の「哲学」の課題図書としてだった。これを読んで「ことば」をテーマにレポートを書いたので、「ことば」について考える時、どうしても思い出す本である。当時は3巻までしかなく、そこまでで完成された物語として読んでいた。その後あらたに3冊の本がうまれたときに、生きていてよかったと思った。同じ時代に生きているわかることもあるだろう。古典として読む物語にも魅力はあるけれど、今、生きているから味わえる喜びもうれしい。 

 時代がちがう5つのお話がありそれぞれおもしろかったが、「ゲド戦記」の始まる300年ほど前の暗黒時代の物語、「カワウソ」が一番心に残った。

 

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