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2004.08.30

夏休み

 『オパールちゃんのなつやすみ』を読んだ。トゥートとパドルシリーズの最新刊。7月の土曜日、トゥートとパドルのところに、いとこのオパールちゃんがやってきた。月曜日には帰ってしまうので、いそがしい。たくさん遊ばなくっちゃ。でも、オパールちゃんの歯が1本ぬけそうになっていて……。

 さて、オパールちゃんの歯はどうなったでしょう。あたたかい気持ちになれる絵本です。

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2004.08.24

ディダコイ

 すすめていただいた『ディダコイ』を読んだ。インドで育ったゴッデンが、教育のためにイギリスに送り出され環境に適応するために苦労したという経験を反映した作品だ。
 7歳のキジィはジプシーのおばあさんとふたりで果樹園の荷馬車で暮らしていたが、おばあさんが亡くなったため村の人にひきとられることになった。キジィはこれまでとは違う生活にとまどいながら、周囲のあたたかい支援で成長していく。
 子どもたちの間のいじめは今も通じるし、それを子どもたち自身が乗り越えていくところが納得できる。よき理解者とであえたことで、キジィは幸せになれた。『台所のマリアさま』よりもストレートにゴッデンのいいたいことが書かれている。

「覚えるように努めなくてはならないことは…… わたくしたちは異なる水準を持つ人々を扱っているということ、それに水準が異なっている、ということは、悪いことではない、ということです」(94ページより引用)

 今日のGoogleはシンクロ(^^)。オリンピックでは毎日熱戦が続いている。
 いろんな水準があっていいということを、みんなが認められる世界となりますように。そんなことを思いながら、またテレビを見てしまいそう。

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2004.08.22

ぱんぷくりん

 宮部みゆき文、黒鉄ヒロシ絵の『ぱんぷくりん 亀之巻』は、幸せな気分になれる絵本。「ぱんぷくりん」の由来を読むとなるほどと楽しくなりました。三つのお話が入っていて、一番気に入ったのは「金平糖と流れ星」。金平糖って最近見かけないけど、はじめて食べたときの幸福感がよみがえってくるようでした。「鶴之巻」も読みたいです。

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2004.08.19

幽霊

 こどものころから怖い話が好きだった。夜ひとりで読んでいると怖いのだけど、読みたくなってしまう。『』を読了。もとになったのは1996年のIBBY世界大会に出版されたアンソロジーだ。ひとつの国からひとりの作家がかいた11の物語。そのうちの5編が翻訳されたのがこの本。一番気に入ったのは角野栄子の「鏡」。スーザン・クーパーの「幽霊の話」もさわやかな終わり方でよかった。

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2004.08.15

高校生探偵

 “hit and run" by Mark Delaney を読了。Misfits シリーズ6作目なのに、この作品しか読んでいないので、わかりにくいところもあったが、高校生の生活描写が楽しめた。
Misfits は、高校生探偵チーム。今回はひき逃げ事件の捜査にあたる。ところが、容疑者はMisfitsチームの一員の母だった……。
 パソコンなど駆使しているわりには、母親の携帯電話を借りてくることや、十代の妊娠など、興味深かい部分がたくさんあった。

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2004.08.14

かたつむり

 パトリシア・ハイスミスの短編「かたつむり観察者」がおさめられている、『11の物語』(小倉多加志訳/ハヤカワ文庫)を読書中。「かたつむり観察者」は、うわさどおりうすきみの悪い怖さがある。O・ヘンリーをおもいださせる作品もあってなかなかおもしろくて、気に入ってしまった。
 今日はわたしの誕生日。『穴/HOLES』のDVDを買ってもらった(^o^)。

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2004.08.12

サンダーバード

 今日は映画『サンダーバード』を観に行った。オリジナルTVシリーズで育ったわたしとしては、もっとメカの活躍が観たかった。子どものころいくつプラモデルをつくっただろう。椰子の木がたおれて2号が、プールから1号が飛びたつところは興奮してしまう。残念なのはピンクのロールスロイス(>_<)。レディ・ペネロープがフォードに乗るなんて。
 アランが主人公なので、お兄さんたちの出番が少ない。子どものころはジョンにあこがれていたんだけどなあ。レディ・ペネロープは、ゴージャスでエージェントらしくてなかなかよかった。アランの成長物語としてみれば、なかなか楽しめる。

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2004.08.11

本屋

 無事実家に着き、本屋さんに入った。探していた雑誌「Invitation」をみつけた。やっぱり大きい本屋さんはいいなぁ。洋書の525円均一セールをやっていたので、2冊買ってしまった。手にとって選べるのもよいわぁ。いろいろ目の保養をする。

車中で読んだのは、『夢織り女』(ジェイン・ヨーレン/早川書房)。三つの妖精物語集を1冊にまとめたもの。幻想的な物語が楽しめる。

 収録されている物語集のタイトルは「夢織り女」「月のリボン」「百番目の鳩」。

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2004.08.10

願い

 今日読んだのは、『ちいさなきのねがい』。いつか花をさかせたいと願うちいさな木のおはなし。エリック・バテュの絵は『もしもゆきがあかだったら』や『せんそう』のように、赤が印象的だと思っていたのですが、この絵本ではコラージュをつかった落ち着いた色づかい。物語のやさしい雰囲気にとてもあっていると思いました。

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2004.08.09

いい場所

 読みたいと思いながら、なかなか手にとれなかったルーマー・ゴッデン。『台所のマリアさま』を読了。

 9歳のグレゴリーと7歳のジャネットの兄妹の両親は、建築家として働いている。そこへ料理人としてやってきたのは、ウクライナ難民で初老のマルタ。気むずかしく、自分のことにしか興味をもたなかったグレゴリーは、初めて他人に対して興味をもった。マルタは台所を自分の居心地のよいようにしていき、グレゴリーたちもそれが気に入った。しかし、ここには「いい場所」がないと嘆くマルタをみて、兄妹は「いい場所」を作ろうと奔走する。

 「いい場所」にはイコンと呼ばれる聖母像が必要だと知ったふたりは、まず博物館へイコンを見に行く。そこからたいへんは犠牲をはらって、グレゴリーはマルタを喜ばせるためにイコンを作っていく過程が感動的だ。屋根裏に自分の部屋をもち、妹以外はだれも入れなかったグレゴリーが、イコンのために人とかかわりを持ち成長していくのだ。それにカラーの挿絵がすばらしい。ゴッデンのほかの作品も読んでみたい。

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2004.08.08

読む力

 うちの中に4人いると暑くてたまらず、図書館へ行く(うちにはクーラーがない)。久しぶりに雑誌「おそい・はやい・ひくい・たかい」を読んだ。特集は、《勉強の基本? 「読む力」》。翻訳家の清水眞砂子さんが1文を寄せている。
 翻訳をするには作者の声を聴かなければならない。それは能動的な作業で、これまでの全人生をかけることだ、ということばに身の引き締まる思いがした。いつか、作品から聴きとったことをわたしの日本語で演奏できるようにいつかなりたい。まだまだ読みが甘く、表現力もたりないと感じているので、練習、練習。

 ほかにも読みたかった本をみつけた。いままで違う棚をさがしていたのだった。『絵本は小さな美術館』と『鏡――ゴースト・ストーリーズ』。

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2004.08.06

Pee Wee Scouts

「エンジェル」シリーズが、気にいったので、ジュディ・デルトンの原書を買ってみた。Pee Wee Scoutsシリーズの1作目"Cookies and Crutches"。人気のシリーズで、すでに30冊出ているようだ。1年生のPee Weeスカウトたちが、バッジに挑戦していく。本作ではクッキーとスケートがテーマ。リーダーにクッキーの作り方を教わり、次回の集会までにひとりでクッキーを作ってくることになった。モリーとメアリー・ベスはいっしょに作ることにしたが、生地が茶色くないからと、とんでもないものをいれてしまう。
 スケートのほうは、スカウトみんなでアイス・スケートにいくのだが、モリーはレイチェルにはりあって、サイズの小さい靴をかりてしまったために、たいへんな目にあうことに。「エンジェル」シリーズより小さい人向けの、楽しいお話だった。
 クッキーのレシピや、Pee Weeスカウトの歌や約束が載っていて短いけれど盛りだくさんの内容。クッキーをひとりで作ってくるというところが、子どもたちには受けるだろうと思った。それにしても、○○や◇◇をいれてしまうなんて。子どもたちだけに任せたメアリー・ベスのお母さんはえらいと思った。

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2004.08.05

画面が!

 雷がやんで、ほっとしてパソコン(メインに使っているノートパソコン)を立ち上げたら、画面が流れ出して、あれっと思ううちに、映らなくなってしまった。え、え、どうしよう。かすかーに見えるのだけど、マウスポインターが映らない。なんとか終了にして、立ち上げなおすが、今度は最初から映らない(+_+)。液晶がおかしくなったのかしら。とりあえず、デスクトップのモニターをつないで立ち上げてみた。2、3日前から、ときどき画面が揺れると思っていたのだけど、いよいよノートパソコン、ダメかしら。左でモニターをみて、右でキーボードとマウスを操作するのは、ちょっと苦しい何とかしなくては。

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2004.08.03

プロとアマの差は……

ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』を読了。inputしながらoutputするためのノウハウが書かれていて、「本は目的を決めて読む」とか「抜書きの効用」など、いろいろと参考になるところが多かった。
 一番気になっているのはプロとアマの違い。筆者もまず読む量が違うという。先日、あらためて原書の読書量が少ないことを実感したこともあり、まず買ったけど読んでいない原書の山(といっても小さいものなのだけど)を崩す決心をする。小野出版翻訳勉強会に入ったときにまずいわれたのが、「プロになれる人は、初級のうちから意識だけはプロ」ということで、それを道しるべにしてきたつもりだった。わたしってほんとうに「プロ」になりたいのかなと自問自答しながら今日まできたけれど……。試行錯誤しながら進むしかないか。

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2004.08.02

影絵の美しさ

 表紙にははいはいしている5人の赤ちゃんをおいかける男の子。でも影絵なのだ。『たいへんたいへん、あかちゃん、まって!』は、全編シルエットで描かれている。お祭の日にちょうちょを追いかけて、はいはいしていってしまう赤ちゃんたち。それに気がついたのは男の子ひとり。赤ちゃんたちは、男の子におかまいなしに、どんどん進んでいく。
 シルエットだというのに、赤ちゃんや男の子の表情が豊かに感じられるのはなぜだろう。大変な一日を癒してくれるのは、お母さんのやさしいことば。

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2004.08.01

挿絵画家

 図書館で『活字倶楽部』夏号をぱらぱらと読む。巻頭大特集は「人気イラストレーター特集」で大好きな佐竹美保さんのインタビューがおもしろかった。この雑誌、うちの近所の本屋さんには置いていないので、もっぱら図書館で読んでいる。

 佐竹さんは挿絵を書く本を3回読まれるそうだ。1回目は純粋に読者として。2回目はどこに挿し絵をいれるかを決めながら。そして下絵を書いてから、細部まで間違いがないかを確認するために3回目。失敗談などもあり、1冊の本ができるまで、ほんとうにいろいろな人の手がかかっていることをあらためて感じた。大好きなダイアナ・ウィン・ジョーンズの表紙や「メニム一家」シリーズの1冊に描いた挿絵にある秘密が「絵の中のお遊び」にまとめられている。図書館にいたので、メニムの1冊を取り出して確認してしまった。

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