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2004.08.24

ディダコイ

 すすめていただいた『ディダコイ』を読んだ。インドで育ったゴッデンが、教育のためにイギリスに送り出され環境に適応するために苦労したという経験を反映した作品だ。
 7歳のキジィはジプシーのおばあさんとふたりで果樹園の荷馬車で暮らしていたが、おばあさんが亡くなったため村の人にひきとられることになった。キジィはこれまでとは違う生活にとまどいながら、周囲のあたたかい支援で成長していく。
 子どもたちの間のいじめは今も通じるし、それを子どもたち自身が乗り越えていくところが納得できる。よき理解者とであえたことで、キジィは幸せになれた。『台所のマリアさま』よりもストレートにゴッデンのいいたいことが書かれている。

「覚えるように努めなくてはならないことは…… わたくしたちは異なる水準を持つ人々を扱っているということ、それに水準が異なっている、ということは、悪いことではない、ということです」(94ページより引用)

 今日のGoogleはシンクロ(^^)。オリンピックでは毎日熱戦が続いている。
 いろんな水準があっていいということを、みんなが認められる世界となりますように。そんなことを思いながら、またテレビを見てしまいそう。

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