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2005.06.06

文化を知ること

読破ページ数【40】

 作夜は混み合っていて、ログインできなかったので、記録は2日分です。

 久しぶりの読了本。

村田エフェンディ滞土録
梨木 香歩 / 梨木 香歩著


『家守綺譚』にちらと登場したトルコに歴史文化研究員として招聘された青年、村田のトルコ滞在記。時は1899年。イギリス人のディクソン夫人が営む下宿に滞在している。そこには同じ考古学を学ぶドイツ人のオットーやギリシャ人のディミィトリス、下働きのトルコ人ムハンマドがいる。文化や宗教、国家を超えて、親交を深めていくようすが、たんたんと語られていく。『家守綺譚』とどうよう、不思議な現象にも出会う。宗教のちがいで、そうした出来事に対する下宿人たちの反応が違うのもおもしろかった。宗教とはなんなのか、文化の違いを超えられるのかといったことも興味深い。冒頭でムハンマドが拾ってきた鸚鵡がいい味をだしていて、ラストには胸がつまった。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・書く(訳す)           587/2000
・読む(原書)   40ページ   2804/5000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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コメント

よしゆさん

 静かななかにも暑いものがありますね。山田さんのエピソードには、じんときました。

投稿: 蒼子 | 2005.06.10 14:12

 鸚鵡は、ほんとうにいい味をだしてますよね。最後は、つつーと涙が流れてきてしまいました。

 前半はわりと淡々とすすんでいきますが、後半(というか最後のほう)はそのなかにも熱いものを感じました。
 

投稿: よしゆ | 2005.06.09 09:48

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