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2006.01.06

扉は閉ざされたまま

読破ページ数【20】


 大学時代、仲のよかった7人が集まった。場所はメンバーの一人の兄が経営するペンション。現在休業中であるため、貸切状態。参加者のひとり伏見亮輔は、後輩の新山を殺す計画をもっていた。倒叙形式でまず伏見の犯行状況が語られる。部屋に鍵をかけ、被害者が寝ているとみせかけたが、あるメンバーが疑問を持ち始めて、部屋の外での対決となる。
 殺人事件でありながら、登場人物たちは死体を見ていない、扉も「閉ざされたまま」進行していく。なぜ、密室にして時間稼ぎをするのかが焦点。密室ものなのに、部屋の外で犯人と探偵役の攻防が進行するなんてすごい。うわさには聞いていたけど、うなってしまった。一気に読ませる構成美のミステリでしょうか。なぜ扉をやぶれないか、についてもなかなか凝った理由があって面白かった。ラストを読んで、ストックトンの『女か虎か?』を思いだした。犯人はどちらを選んだのだろう?


◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)      5枚   688/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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コメント

青縁眼鏡さん
 こんにちは。面白かったですよ。お楽しみに。

投稿: 蒼子 | 2006.01.07 14:42

蒼子さん

 こんにちは。
『扉は閉ざされたまま』は図書館にリクエスト中です。早く読みたいなあ。

投稿: 青縁眼鏡 | 2006.01.07 13:44

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