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2006.01.12

虎よ、立ちあがれ

読破ページ数【20】

虎よ、立ちあがれ
ケイト・ディカミロ作 / はら るい訳 / ささめや ゆき絵


 ロブが虎を発見した日に、システィンという女の子が転校してきた。ピンクのひらひらのワンピースを着たその子はさっそくいじめの対象に。でもシスティンは〈怒り〉のかたまりで、いじめにも立ち向かっていく子だった。ロブは足にできたつぶつぶのために、学校を休むことになった。システィンは、宿題を届けるといって、ロブをたずねてくる。これまでだれにも自分のことをはなさずに、心のなかのスーツケースにためこんできたロブは、システィンを相手にすると、ことばがするするとでてきてしまう。虎のことも打ち明けると、システィンは虎を逃がして自由にしてやるべきだという。そして……。

 ロブは母を亡くしてから、悲しみを内にためこんでいた。システィンも両親の離婚で傷ついている。そんなふたりが出合って、お互いの心の内を語り合えるようになったとき、ふたりは変化していった。虎はロブの溜め込んだ悲しみの象徴かもしれない。さりげなくロブを導いてくれるホテルのメイド、メイおばさんがとてもよかった。
 2001年度全米図書賞ファイナリスト(児童書部門)。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)      10枚   704/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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