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2006.02.24

父と娘の肖像

読破ページ数【10】

父と娘の肖像
江川 紹子著

 父と娘の関係って複雑だなと思う。著名人女性21人と、娘をもつ父3人に著者が聞いた父娘の関係もすべてちがう。いろいろな関係があって面白かった。自分と父、そして夫と娘を思いながら読んだ。北斗晶さん、岡本依子さんのお父さん、いいなぁ。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)           738/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.02.11

三つの願い

読破ページ数【20】

三つの願い
デボラ・エリス著 / もりうち すみこ訳

 パレスチナ評議会の選挙でハマスが圧勝し、イスラエルのシャロン首相は病に倒れ、ますます先がみえにくくなっている紛争のゆくえ。この本には、パレスチナとイスラエルの子どもたちの声が詰まっている。筆者がインタビューした子どもたちは、境遇も年齢もさまざま。そのなかで共通する願いは、戦争がなくなること。と同時に、お互いの憎しみの深さもあばきだしていて圧倒される。

「この世界は完全じゃない。わたしたちはホロコーストからもっと学ぶべきだったのよ。世界中の人がね。でも、わたしたち、十分学ばなかった。だって、もし学んでいれば、世界は今よりよくなってたはずだもの。」

 16歳の少女の言葉が胸に響いた。この世に生まれてから、ずっと紛争のなかで生きてきた子どもたち。爆弾におびえることのない生活を知らないまま大人になっていく。なんて悲しいことだろうと思った。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)           738/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.02.08

きょうはこどもをたべてやる!

読破ページ数【10】

きょうはこどもをたべてやる!
シルヴィアン・ドニオ文 / ドロテ・ド・モンフレッド絵 / ふしみ みさを訳


 親子ワニたちは毎日あまいバナナを食べます。ところがある朝、「今日は人間のこどもを食べるんだ。」とワニの子がいいだしました。心配したお母さんワニとお父さんワニはあれこれ別のおいしそうなものを作りますが、がんとして食べません。人間のこどもを食べようと川に出かけていったワニの子は……。

 大きくなりたいワニの子のようすがユーモアたっぷりに描かれたおしゃれな絵本。おかあさんやおとうさんが一生懸命なのがほほえましい。ワニの子の表情もかわいい。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)           738/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.02.04

はじめてのようちえん

読破ページ数【10】

ふたごのひよちゃんぴよちゃんはじめてのようちえん
バレリー・ゴルバチョフ作・絵 / なかがわ ちひろ訳

 ふたごのひよちゃんとぴよちゃんも、ようちえんへ。はじめてのようちえんにわくわく、どきどき。おともだちできるかな?

 バレリー・ゴルバチョフの絵本を読むと、ほほがゆるんでしまいます。初めて幼稚園にいくときのわくわく感。前作は滑り台をはじめてすべりおりるときのお話でした(『ふたごのひよちゃんぴよちゃんはじめてのすべりだい』)。最近、子どもが小さかったころを思い出すのですが、ふたごのひよちゃんぴよちゃんシリーズの絵本を読むと、初めて○○したときのことが、ばーっとよみがえってきて、目がうるうるしてしばし過去の思い出にひたってしまうのでした。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)      5枚   738/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.02.01

錬金術

読破ページ数【10】

錬金術
マーガレット・マーヒー作 / 山田 順子訳

 高校生のローランドは、ある日万引きをしてしまった。それを知った教師から、万引きしたのを黙っているかわりに、ちょっと変わった女の子ジェスのことを調べるように指示される。しかたなくジェスに近づいたローランドだったが、ジェスと彼女の家の奇妙な雰囲気に次第に惹かれていった。

 ローランドに備わっている不思議な能力、普通なら魔法といいたいところを、マーヒーは「錬金術」としている。その力を狙うものも出てきて、緊張感にみちた展開。だが本筋は、思春期から大人への脱皮ということだろう。結末はまっとうだなと思った。幼いころは、すべてをさらけ出していてもよかったが、成長し、外との世界にふれあうにつれ、さまざまな仮面をつけていかなければならない。ローランドにしても、末の弟が生まれた日に父親が家をでて、家では母を支える優等生として通してきた。しかし、優等生の顔がローランドのすべてではない。この年頃の苛立ち、不安感のようなものが、「錬金術」に象徴されているのかもしれないと思った。

 個人的におもしろかったのは、ブレイクの詩の引用。ちょうどこの前に読んだ『おわりから始まる物語』でも引用されていた(こちらは、おとうさんがお風呂で暗唱していて、ジミーはお父さんが作った詩だと思っていた)。続けて読んだ2冊に同じ詩がでてくるなんて。実はわたしも中学生のころつけていた日記帳の最初のページに、毎回この詩を書き写しておいたのを思い出した。原文を引用しておく。

  To see a World in a Grain of Sand
  And a Heaven in a Wild Flower,
  Hold Infinity in the palm of your hand
  And Eternity in an hour.

(William Blake "Auguries of Innocence")


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 ところで、ココログをはじめて2年になりました。いつも読んでくださって、どうもありがとうございます。午前中にカウンターを記念撮影。これからもよろしくお願いします。


◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)      6枚   733/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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