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2006.02.11

三つの願い

読破ページ数【20】

三つの願い
デボラ・エリス著 / もりうち すみこ訳

 パレスチナ評議会の選挙でハマスが圧勝し、イスラエルのシャロン首相は病に倒れ、ますます先がみえにくくなっている紛争のゆくえ。この本には、パレスチナとイスラエルの子どもたちの声が詰まっている。筆者がインタビューした子どもたちは、境遇も年齢もさまざま。そのなかで共通する願いは、戦争がなくなること。と同時に、お互いの憎しみの深さもあばきだしていて圧倒される。

「この世界は完全じゃない。わたしたちはホロコーストからもっと学ぶべきだったのよ。世界中の人がね。でも、わたしたち、十分学ばなかった。だって、もし学んでいれば、世界は今よりよくなってたはずだもの。」

 16歳の少女の言葉が胸に響いた。この世に生まれてから、ずっと紛争のなかで生きてきた子どもたち。爆弾におびえることのない生活を知らないまま大人になっていく。なんて悲しいことだろうと思った。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)           738/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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