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2006.03.28

スウィートネス

読破ページ数【10】

 月刊誌「小説すばる」に掲載された、アンジェラ・ジョンソンの短編。わたしからみたスウィートネスという少女の姿が胸にせまってくる。ジョンソンの小説は"The First Part Last"と"Heaven"を読んだ。どちらも涙ぽろぽろ流して読んだ。邦訳は『クール・ムーンライト』が出ている。まだ読んでいないが、もっと邦訳されるといいな。作品リストはやまねこ翻訳クラブ資料室にある。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       3枚  760/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.03.22

翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった

読破ページ数【10】

 翻訳家金原瑞人さんのエッセイ集。翻訳にまつわる話の部分は興味深く、また勉強になりました。江國香織さんとの対談や、教え子である古橋秀之さん、秋山瑞人さんとの鼎談がおもしろかった。
 いま『特盛!SF翻訳講座』を読んでいるのだが、こちらもすっごくおもしろい。翻訳に関する部分はとても参考になる。気になるところに付箋はって読んでいる。時がたってそぐわなくなった部分の補足も細かく入っていて、ありがたい。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       2枚  757/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.03.18

ジス・イズ・ミュンヘン

読破ページ数【10】

ジス・イズ・ミュンヘン
ミロスラフ・サセック著 / 松浦 弥太郎訳

「ジス・イズ」シリーズ。ドイツの、ソーセージとお祭の街、ミュンヘン。ミュンヘンの街の魅力がたっぷりと盛り込まれていて楽しい絵本です。原作は1961年に出版されたものですが、ちゃんと現在のようすも補足されているのもうれしいです。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       2枚  755/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.03.16

ぼくだってできるさ!

読破ページ数【10】

ぼくだってできるさ!
エドアルド・ペチシカさく / ヘレナ・ズマトリーコバーえ / むらかみ けんたやく

 マルチーネクは、小学校にあがる前の男の子。近所の小学校に通う女の子に、字が読めるよ、といってしまい……。
 早く大きくなりたい、そんな男の子の日常を描いた8篇のお話が入った絵本。チェコの作家による50年前の作品ですが、子どもの心は国が違っても、時代が違っても同じなのだと思える。巻末には訳者によるチェコの紹介が写真入りあって親切なつくりだなと思った。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       1枚  753/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.03.15

ジュディ・モード、地球をすくう!

読破ページ数【10】

ジュディ・モード、地球をすくう!
メーガン・マクドナルド作 / ピーター・レイノルズ絵 / 宮坂 宏美訳

「ジュディ・モードとなかまたち」シリーズ3作目。今回ジュディは、授業で地球環境の話を聞いて、リサイクルにめざめます。なかなかお父さんやお母さんに理解してもらえないところは以前ここでも書いた『リサイクル』と似ています。小学校3年生のときに授業でやるんですよね。リサイクル。うちの子たちも生ゴミを肥料にするといってバケツを持っていったり、使えなくなった家電製品をもっていったりしました。娘のクラスでは扇風機を修理したそうです。1クラスでクラス替えがないので、それを6年生まで使っていたからえらい!(各クラスに一台ずつの扇風機がない、というのもある意味では驚きですが)。子供のやる気を、のばすのって親のほうでもうまく継続させるだけの気力が必要なのだと、あらためて感じて反省。ひとりひとりにできることを継続していくのが大切なのですね。

 訳者あとがきにのっていた楽しいサイト!

・「ジュディ・モードとなかまたち」シリーズのページ
http://www.judymoody.com/

・作者のページ
http://www.meganmcdonald.net/

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       2枚  752/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.03.11

映画「ナルニア国物語」

読破ページ数【10】

 映画「ナルニア国物語」を観てきた。
 初めて「ナルニア国ものがたり」全7巻を読んだのは、小学校5年生から6年生にかけてだったと思う。きっかけは図書館のおはなし会。毎週土曜日図書館に通って、おはなし会を聞いていた。丸い部屋でじゅうたんが敷いてあって、すり鉢上に段になっていて、そこに座っておはなしを聞く。いちばん底に司書さん(? だったと思う)が座って、絵本を読んだり、お話をしたりしてくれたのだった。最後に、本を紹介してくれた。その中の1冊が「ナルニア国ものがたり」だったというわけ。7巻のシリーズだと知り、帰りに借りて帰って夢中で一気に読んだのを覚えている。それからも何度か読み返し、大人になってからも読み返し、子どもが読むようになって4年前に岩波少年文庫版をそろえた(映画化決まってカラー版が出たときはちょっとショックだった)。娘と同じ物語について話し合い、そして映画を見ることになろうとは。ハリ・ポタもそうなんだけど、あれはわたしのほうは大人になってから読んだので、ちょっと思い入れが違う。最初から大人の目で読んだ話だから。でもナルニアは自分も小学生のとき読んだわけで、子どものとき感じたことを子どもも感じるのだろうかと興味深かった。

 そして、○十年後に子どもといっしょに映画を観ることになるとは。なぜ初めて読んだときのことを書いたかというと、映画を観て感じたのが、最初に読んだとき思ったことだったから。ルーシーが衣装だんすから、雪の中にでたときのおどろき(小学生の時は、何度か押入れからナルニアにつながっていないかと試してみたものだった。うちには人が入れるような衣装だんすなんてなかったから)。あれは初めて『ライオンと魔女』を読んだとき思い描いた絵そのままだった。ピーターの初陣や、アスランの背中にのって走るところとか。映画では台詞がなくても、邦訳のことばが頭の中に響いている感じ。原作に忠実だったということなのだろう。わたしとしては満足。『カスピアン王子のつのぶえ』も映画化されるとのこと。これが7巻の中で一番好きだったのでうれしいな。タナムスさんがよかったので、リーピチープがどうなるのか楽しみ。

 そういえば、アーサー・ランサムも先のおはなし会で教えてもらって、読んだのだけど、ツバメ号も4人きょうだい(正確には5人か)。わたしは弟と妹がいる長女なので、どちらの物語もスーザンに感情移入して読んでいたなぁ。ピーターやジョンのようなお兄さんがほしかったのだった。とまぁ、いろいろと子どものころ思っていたことを思い出した映画でした。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       2枚  750/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.03.10

すいようびくんのげんきだま

読破ページ数【10】

すいようびくんのげんきだま
那須田 淳文 / エリック・バトゥー絵

 曜日の妖精、すいようびくんは、青い月の光のしずくや、野原の草のみどり色のしずくや、花の夜露を集める。たくさん集めた色に、みんなの夢や笑い声、幸せの気持ちをくわえてぐつぐつにこんで、「げんきだま」をつくる。

 わたしも曜日の妖精たちが配る、「げんきだま」ほしいなぁ。妖精たちが「げんきだま」を配りにでかける場面の絵が特に好き。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       4枚  748/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.03.03

その歌声は天にあふれる

読破ページ数【20】

その歌声は天にあふれる
ジャミラ・ガヴィン作 / 野の 水生訳

 18世紀のイギリスが舞台。行商人のオーティスは各地をまわりながら、望まれない子どもたちを引き取っていた。ロンドンにある「コーラム養育院」に連れていく「コーラム人」として知られていた。しかしオーティスは裏では恐ろしいことをしていたのだった。いやいやながら裏のいやな仕事をやらされていた息子のミーシャクは、ある日天使のような少女メリッサをかいまみて、心をうばわれてしまった。

 第1部は、この時代の幼児虐待や貧困という暗い現実をつきつけられ、胸がいたむ。作者は史実にもとづいて、上流階級の人々と同じように、貧しい子どもたちが売買されたり、奴隷にされていく様子も描写する。1部から8年後の第2部では、あらたな登場人物が加わって、物語をうごかしていく。全編をつらぬいているのが音楽。少年たちの美しい歌声がひびいてくるような本だった。酒井駒子さんの挿画もすばらしかった。

参考サイト
http://www.coram.org.uk/


◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       6枚  744/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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