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2006.05.22

子供のすがた

読破ページ数【10】

てのひらに毛がはえるとき
ジャン・マーク著 / 三辺 律子訳

 またまたジャン・マーク。男子校のあるクラスではじまった賭け。授業時間がつぶれれば損。授業が伸びれば得をしたと考えて、1週間で何分の損得がでるかを賭けることになった。その顛末を描いた「時間でかせげ」。新学期に学校にいったアイリーンは、教室がわからずうろうろしているうちに、口からでまかでいろいろな口実で先生や生徒を煙に巻いていく「アイリーンの新学期」の2編が入っている。
 この作品も楽しめた。先の短編集『バスにのらないひとたち』もそうだったけど、子供の姿をありのままに書くのがうまいなぁと思った。へんな教訓も大人の側の言い訳もない。子供も大人もありのままに描かれている気がする。大人が読んでもどきりとするのは、そういうところにあるのかもしれないと思う。本のタイトルは「時間でかせげ」から。この賭け、損するほうに賭けた子と、得するほうに賭けた子の攻防も楽しいけど、先生もなかなかよかった。「アイリーン~」のほうの結末にはびっくり。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       10枚  837/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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