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2006.06.28

フルートの音色が聞こえてきそうな

読破ページ数【10】

ルイーザ・メイとソローさんのフルート
ジュリー・ダンラップ作 / メアリベス・ロルビエッキ作 / メアリー・アゼアリアン絵 / 長田 弘訳


『若草物語』の作者ルイーザ・メイ・オルコットの自伝的な絵本。アゼアリアンの素朴な木版画が、幼いころのオルコットの気持ちをぴったりと表しているようだった。ルイーザは幼いころ書くことが嫌いだった。教育者の父が望むとおりにはかけなかったのだ。父の学校がゆきづまり、一家はマサチューセッツ州のコンコードに引っ越した。そこで後に『森の生活』を書くことになるヘンリー・デイヴィッド・ソローと知り合う。ソローは近所の子供たちを集めて森や川によくでかけた。ルイーザはそんなソローにひかれて、両親が反対してもソローさんについていく。
 ルイーザが森や川から学び、書くこと、自分自身のことを見つけていくお話。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       21枚 1021/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.06.26

クロアチアのお話

読破ページ数【10】

見習い職人フラピッチの旅
イワナ・ブルリッチ=マジュラニッチ作 / 山本 郁子訳 / 二俣 英五郎絵

 靴屋の見習い職人フラピッチは、身よりはないけれど、陽気で明るい男の子。でも親方は気難しく意地悪で、とうとうフラピッチは旅にでることに。親方のところから追いかけてきた犬のブンダシュと、途中でしりあったサーカスから逃げてきたギタという女の子とともに、旅先でさまざまな困難にあいながら、持ち前の知恵と勇気で切り抜けていきます。
 1913年からクロアチアで読みつがれているというお話。旅の途中の出来事が、すべて最後にひとつにつながっていって安心して楽しめます。昔話のような懐かしい感じのするお話でした。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       13枚 1000/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.06.23

バラクラバ

読破ページ数【20】

 おとといのトリビアで「バラクラバ」がでてきた。目だし帽のことだった。そういえば、高校生のころ、クリスティの『NかMか』のなかで、タペンス扮するブレンキンソップ夫人が編んでいて、どんな帽子だろうと思ったことを思い出した。ちゃんと辞書にも載っていたのね。

NかMか
アガサ・クリスティー著 / 深町 真理子訳

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       12枚  987/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.06.21

暑い

読破ページ数【10】

 やっと暑くなってきました。雨ばっかりだったので、草引きしないで庭の草がぼうぼう。植木も伸び放題。1時間作業したら、腕が痛くてあがらない。また明日から雨になりそうなので、昨日、今日と朝夕涼しいときにうちの庭の草取り&植木の剪定をしましたが、やっぱり1時間が限度。腕が痛い。剪定ばさみが重くて持ち上がらなくなってくる。中学校の草取りは今度の土曜日。天気はどうなるかな。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       22枚  975/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.06.19

現代にいる神々は

読破ページ数【55】

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 〔1〕
リック・リオーダン作 / 金原 瑞人訳

 問題ばかり起こして学校と転々としてきたパーシー・ジャクソンは6年生。とうとう問題児専門の学校に入ったが、そこでもある事件を起こして退学に。そして、母が命がけでパーシーを連れていった場所は「ハーフ訓練所」。なんとパーシーはギリシャ神話の神々と人間の母の「ハーフ」だった!
 設定がぶっとんでる。ギリシャ神話の神々が不死で、なんといまはニューヨークのエンパイアステートビルの600階にオリンポス山があるという。神々と人間の間にできたハーフは「英雄」となるため、訓練所にはいる。学校で問題ばかり起こしてしまうのも神の血が入っていたからなのだった。訓練所に入ったものの、パーシーの命を狙うものが入り込んだり、神々の思惑もあったりして、パーシーは盗まれたゼウスの雷撃を探す冒険にでることに。そしてニューヨークから、ハデスのいる黄泉の国、ロサンゼルスまで旅をすることになる。2006年チルドレンズ・ブック賞大賞を受賞。

 リック・リオーダンといえば、名前だけは知っているミステリ作家ですが、初めて書いたという子供向け作品。3部作になるとのことで、この先が楽しみ。カール・ハイアセンの『ホー』もそうだったけど、環境問題にもしっかり触れているあたり、おもしろいなと思った。『ギリシア神話』を知っていると、いっそう楽しめる。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       12枚  953/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.06.16

前向きに

読破ページ数【50】

ペリー・Dの日記
L.J.アドリントン作 / 菊池 由美訳

 戦争で荒廃した未来都市。その復旧作業のため、建物の残骸を掘り起こしていた少年トニ・Vは、ある日水容器に密封された日記をみつけた。一日の作業が終わると、仲間から隠れて日記を読み始めた。そして日記を書いた少女、ペリー・Dの華やかな生活にだんだんとひきこまれていく。平穏なだった、日記の中の描写がやがて……。
 未来を描いたSF仕立てだが、テーマは普遍的なもの。とてもおもしろかった。キーポイントのひとつが「水」なのだけど、とっても気になることがあって……(ネタバレになると思うので、要領を得ない書き方ですが)。続編もあるそうなので、邦訳されることを期待したい。

 「水」つながりで『竜の柩 1』を思い出した。読み返したくなったけど、そういえば『魂の柩』はまだ読んでいなかったな。時間がもっとほしい。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       15枚  941/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.06.12

こんなプレゼントはうれしいな

読破ページ数【20】

ハンダのびっくりプレゼント
アイリーン・ブラウン作 / 福本 友美子訳

 ハンダは友だちのアケヨのところに、果物が7つ入ったかごを頭にのせて出かけました。アケヨの一番好きな果物は何かしら? すると……。

 アフリカのルオ族の子どもたちをモデルにした、楽しい絵本。絵もあざやかでとてもすてきでした。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       20枚  926/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.06.09

今日届いた本

読破ページ数【50】

オンライン書店ビーケーワン:ペリー・Dの日記  オンライン書店ビーケーワン:ダ・ヴィンチのひみつをさぐれ!

 近所の本屋さんになかったので、アマゾンで注文した本が届いた。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       20枚  906/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.06.05

人の悪意

読破ページ数【30】

ウィルキンズの歯と呪いの魔法
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著 / 原島 文世訳 / 佐竹 美保絵

 ジェスとフランクの姉弟は、4か月間こづかいを停止されたため、〈仕返し有限会社〉を始めることにする。だれかに復讐したい人からお金をもらってかわりに復讐してあげる、というものだ。最初のお客はいじめっこのバスター。ウィルキンズに歯をおられたので、ウィルキンズの歯をとってこいという。それを引き受けたのがきっかけで、次々と変なお客があらわれるが、肝心のお金は手にはいらない。そして、「ウィルキンズの歯」が原因で、子どもたちが魔女と呼ぶビディとトラブルになってしまう。ビディは本当に魔女なのだろうか……?
 人の悪意にむやみにかかわると、痛い目にあうというお話。

「だれでもそのやりかたは知っているものよ。人への親切という名前でごまかしているかもしれないけどね――わたしもそうだったわ。でなければ、そうしてなにがいけないのかと自分に言いきかせるとかね。それでも、いいことに見せかけて悪いことをしているという事実は変わらないのよ。あなたがまさにそういうことをしているという気がするわ」(112ページより引用)

 マイナスの気持ちというのは、うまく発散させないと、とんでもないことになる、というのがジョーンズの作品にはよくでてくると思う。悪意というのは、常にそれらしい顔をしているわけではない。「親切」だったり「善意のふり」をしていたり。そこを見極められるようにならないといけないなと思う。子どもたちのパワーで、この悪意を打ち破るところは快感。今回は魔力を持たない子どもたちが活躍する。ジョーンズの世界の魔法は、必ずある規則にのっとって働くので、魔力をもっていない子どもたちでも、その規則に気がつけば解けるわけ。そこがおもしろいなと思う。逆に魔力を持っていても、規則を知らないとうまく使いこなせない。
 ジョーンズ作品初期の作品ということで、流れはそれほど込み入っていないので、読みやすいと思う。次々と話がややこしくなっていって、興味をひっぱっていき、最後にすべてがぴたりと収まるところはさすがジョーンズ。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       10枚  886/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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2006.06.02

微妙な年ごろ

読破ページ数【20】

不思議の穴に落ちて
ピーター・エイブラハムズ著 / 奥村 章子訳

 ホームズ・ファンのイングリットの大冒険。謎解きというより、冒険色が強いミステリ。主人公は13歳の中学生の少女なので、殺人現場に忍び込むとか、え、そんなことやっていいの? とつっこみたくなることばかりするので、読んでてひやひやした。このイングリットには15歳で高校生の兄がいる。うちの子供たちと同じなのだ。それでイングリットの兄に対する思いを興味深く読んだ。本当にうちと同じ。たぶん娘もこういうこと考えて、ああいうことしているんだなと腑に落ちた。

 息子は今日は調理実習。わたしが高校生のときは、男子は技術で家庭科やらなかったけど、いまはやるんだね。献立は「親子どんぶり、はんぺんの吸い物、ほうれん草のおひたし」だった。いままですっかり忘れていたけど、高校の家庭科って、いまのわたしの生活の原点だなと、息子の教科書をぱらぱらみていて思った。最近子育てに手を抜いていたことを反省。なんだか先生の言葉が次々頭をよぎる。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す(書く)       5枚  876/2000
・「英文和訳演習(中級篇)」    16/24

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