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2006.09.04

現代社会のなかの魔法使い

読破ページ数【10】

ニューヨークの魔法使い
シャンナ・スウェンドソン著 / 今泉 敦子訳

 おもしろかった~。チックリット(chick-lit)にファンタジーの味付けという感じ。
 主人公のケイティは、テキサスからニューヨークに出てきて1年。上司は二重人格で我慢も限界に達しようとしていた。ニューヨークの町にも、なかなかなれない。背中に羽をつけた女性や、エルフのようにとがった耳をした人が歩いていても、だれも見向きもしないのだ。そんなある日、ケイティに転職の誘いがまいこむ。初めは警戒していたが、上司のあまりの仕打ちに、面接だけでも受けてみることに。
 新しい会社は、なんと魔法を売っていた。羽のはえた妖精もエルフも実在していたのだ。妖精たちは、目くらましの魔法をかけて人間たちのなかに溶け込んでいた。ケイティには魔法が効かないため、本来の姿が見えていたのだった。その体質をいかして働いて欲しいといわれ、ケイティは新しい会社へ飛び込んでいく。

 現代社会で魔法を使うには、いろいろな約束事が必要で、会社組織になっているというのがおもしろい。なにしろ最高経営責任者はあの○○○なのだ! 扱うのは魔法でも、組織としては普通の会社と同じで、ケイティはこれまでの経験をいかしてさまざまなアイディアをだして、認められていく。恋の行方も気になるところで、続編が楽しみ。

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す          40枚 1249/2000

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