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2006.10.10

賭博師が主人公

読破ページ数【10】

盗賊の危険な賭 上
ジュリエット・マッケナ著 / 原島 文世訳
盗賊の危険な賭 下
ジュリエット・マッケナ著 / 原島 文世訳


 主人公のリヴェクは、賭博師。相棒を待っている宿で「古代トルマリン帝国の骨董」を買い取っている者がいるという話を耳にする。予定外の滞在で懐がさみしいこともあり、しかも近くにそういう骨董があることを知っていたリヴェクは、うまく骨董品を盗み出した。ところがそれを売りに行った相手は、魔道師。盗んだことをあっさり見破られて、やんわりと協力を求められる。その一行にはちょっとかわいい男の子もいたもんだから、リヴェクは魔道師たちに深入りしていく。

 この魔道師たちは四大元素を元にした魔法をあやつる。しかし滅びたトルマリン帝国に伝わる霊気魔法をあやつる残酷な謎の一団もからんできて、下巻はスピーディな展開。主人公のリヴェクが、かっこいい姐さんという感じで、巻き込まれたとはいえ、しっかり自分の仕事を忘れないあたり、プロという感じで好感がもてます。でも最後はかなり辛いものがありました。続編もあるようなので、今後に期待したいと思います。

 章の頭には古文書やこの世界の賭博の説明などが挿入されていて、読み終わると、この世界について興味がわいてくるようになっています。

今日覚えた言葉:胸墻(きょうしょう)

味方の射撃を便にし、敵の射弾を防ぐ目的で、人の胸の高さほどに築いた堆土。(広辞苑より)

◆◇ ただいまの走行距離 ◇◆

・訳す          22枚 1391/2000

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コメント

ぎねびあさん

 まあ、悩むほどではなかったのですが。
 原書の表紙とはずいぶん違いますよね。
 作者の公式ページ
http://dspace.dial.pipex.com/juliet.e.mckenna/

投稿: 蒼子 | 2006.10.11 13:00

これですか? 迷った末の一般書。
たしかに〜、装丁はYAっぽい!
登場人物をマンガにされちゃうと、イメージが固定してしまうけど、蒼子さんのレビュー読むと、やっぱりかっこ良さそう。

投稿: ぎねびあ | 2006.10.10 20:14

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