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2007.05.30

遠慮会釈

読破ページ数【20】

 

図書館戦争』につづく「図書館戦争」シリーズ2作目。メディア良化委員会による超法規検閲と戦う図書特殊部隊に配属された笠原郁。目下の悩みは両親が勤め先の図書館の見学にくること。戦闘職種であることはまだ両親にはいっていない。両親をうまくごまかすことができるか!

 他に図書館内部の抗争と、登場人物たちの恋が描かれている。そのエピソードのひとつに、『レインツリーの国』という本が登場する。それが実際に別の版元から出版されている。

 こちらはロマンス。伸はある日、昔夢中になって読みその結末が気になっていた本の感想をブログで見つける。その本の感想に共感した伸は、ブログ「レインツリーの国」に記載してあるメールアドレスにメールを出す。ブログに感想を書いていたひとみから、期待していなかった返事がきた。そうして本をきっかけにメールのやりとりが始まった。伸はさまざまなことをメールでやりとりするうちに、実際に会って話がしたいという気持ちが押さえきれなくなり……。

 6月9日、NHKラジオドラマで放送予定。

 どちらもいろいろと考えさせられた。レファレンスについては勉強になった。
 人に対する思いやりを、みんなが少しずつもてるといいのになと思う。無関心でいてはいけない、考えることをやめてはいけないと自戒してしまう。ところで、なんでこんなところで終わるの~『図書館内乱』。『図書館危機』を早く読みたいよ~。

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2007.05.24

意在言外

読破ページ数【40】

大学受験のための小説講義 (ちくま新書) 石原千秋著

 調べ物していて、見つけた本。いま少しずつ読んでいます。自分でもちゃんと「小説」が読めていないような気がしていましたが、わたしは「物語」として読んでいて、「小説」として読んでいなかったようです。だからシノプシスもうまくまとまらないのだと、わかってきました。

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2007.05.17

士気高揚

読破ページ数【30】


 シャンナ・スウェンドソン著 今泉敦子訳 創元推理文庫(2007.03) ISBN : 4-488-50303-9


 ご褒美に読もうと思ってとってあったのだが、いろいろもやもやすることがあり、がまんできなくなって、読んでしまった。おもしろーい。

(株)魔法製作所シリーズの2巻め。新しい職場にもなれて、デートにも誘われて、楽しい週末をすごしたケイティ。月曜日出社すると、スパイ疑惑がもちあがる。上司に調査をまかせられたケイティだが、社内は魔法使いや妖精、誰もがあやしい。とはいえ、せっかくなじんできた同僚たちを疑うのも気が重い。そんなときにテキサスから両親がやってくることになる。新しい職場で魔法使いたちと働いていることは隠さなければならない。

 というわけで、恋と両親、そしてスパイ事件にふりまわされていくケイティとともに、一気に読み。赤い靴っていうのがまたステキ! この作品は現代のニューヨークを舞台にしながら、魔法の使い方のさじ加減が絶妙で、読んでいてすごく楽しい。いつも妹にみられて、恋愛経験が少ないケイティの悩みも、ユーモアたっぷりで笑える。今回登場したお母さんがいい味出してます。1巻からの伏線もうまく生かしてあって、もう一度1巻の『ニューヨークの魔法使い』から一気に読みたくなるところを、ぐっとがまん、がまん。

 あの人の正体や、あの人の生い立ちなど、まだまだ気になるところもたくさん。3巻が待ち遠しい。

何かを欲しいと思ったら、自分にはそれを手に入れるだけの価値があると思わなくちゃだめだよ。(268ページ)


 元気がでたところで、がんばろう。

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2007.05.12

砲烟弾雨

読破ページ数【20】


桜庭一樹著 富士見ミステリー文庫(2004.11)

 ライトノベル・レーベルです、どんな感じかなと思って読んだのですが、なかなか面白かったです。ぜんぜん似てはいないのですが、メルヴィン・バージェス『ダンデライオン』を読んだときの衝撃を思い出しました。

「子供はみんな兵士で、この世は生き残りゲームで。そして。」という言葉が重いです。わたしはといえば、もう大人になっていてよかった、と言い切れるのか……。『ダンデライオン』を読んだときもそう思ったから、思い出したのかもしれません。

 今年の3月には単行本にもなってます。

 大人も手にとりやすくなるのかな。

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2007.05.10

塞翁之馬

読破ページ数【20】

観光
ラッタウット・ラープチャルーンサップ著 古屋美登里訳
早川書房(2007.2)

 タイを舞台にした短編集。どれもぐっとせまってくるものがあり、堪能できた。

 表題作の「観光」が一番よかった。あとは「闘鶏師」「こんなところで死にたくない」です。

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2007.05.05

益者三友

読破ページ数【30】


有川浩著 徒花スクモイラスト メディアワークス(2006.3)

 時は「正化」となったパラレルワールド。すべてのメディアの検閲を合法化する「メディア良化法」が施行され、「メディア良化委員会」による検閲・没収がまかり通っていた。それに対抗するのが「図書館の自由法」を掲げる図書館員。ついには武装して図書館の自由を守っている。
 高校時代に自分が買おうとしていた本を没収されそうになった笠原郁を助けたのが、図書隊員だった。あこがれた郁はとうとう念願の図書隊員になり、日夜訓練に励む。
 おもしろかった。軽快にすすむ語り口にすらすらと読めてしまうけど、しっかり大事なところはおさえてある。いろいろと考えさせられます。人気があるのも納得。
 参考図書にあがっている「ず・ぼん」はバックナンバーが読めます。→こちら

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2007.05.01

4月に読んだ本

読破ページ数【40】

 久しぶりの更新です。バックナンバーをちょこっと整理しました(これまでの分はバックアップとりました)。今後は備忘録としての読書記録をぽつぽつと続けていく予定です。またよろしくお願いします。

★絵本

ママ―ほんとうにあったおはなし ジャネット・ウィンター作 福本友美子訳 小学館(2007.02)
としょかんライオン (海外秀作絵本 17) ミシェル・ヌードセン文 ケビン・ホークス絵 福本友美子訳 岩崎書店 (2007.04)
パセリともみの木 ルドウィッヒ・ベーメルマンス作 ふしみみさを訳 (2007.04)
ねこくん、わが家をめざす ケイト・バンクス 文 ゲオルグ・ハレンスレーベン絵 今江祥智訳 BL出版(2007.03)
わたしとなかよし ナンシー・カールソン 作 中川千尋訳 瑞雲舎 (2007.03)
わたしのおばあちゃん ヴェロニク・ヴァン・デン・アベール文 クロード・K・デュボア絵 野坂悦子訳 くもん出版(2007.03)
さあ、おきて、おきて! クリスティン・モートン・ショー、グレッグ・ショー文 ジョン・バトラー絵 おがわひとみ訳 評論社 (2007.03)
あしたのねこ きむらゆういち文 エムナマエ絵 金の星社(2006.06)
わかってほしい MOMO作 YUKO絵 クレヨンハウス(2003.12)
パパだいすき セバスチャン・ブラウンさく・え 徳間書店(2007.03)
紙しばい屋さん アレン・セイ作 ほるぷ出版(2007.03)

★読み物

雨の恐竜 (ミステリーYA!) 山田正紀作 理論社(2007.03)
たちの悪い話 バリー・ユアグロー作 柴田元幸訳 新潮社(2007.02)
ヒューゴ・ペッパーとハートのコンパス ポール・スチュワート作 クリス・リデル絵 唐沢則幸訳 ポプラ社(2007.04)
ビッグTと呼んでくれ K・L・ゴーイング作 浅尾敦則訳 徳間書店(2007.03)
レインボーマジック1 赤の妖精(フェアリー)ルビー デイジー・メドウズ作 田内志文訳 ゴマブックス(2006.09)
レインボーマジック対訳版2 オレンジの妖精アンバー デイジー・メドウズ作 田内志文訳 ゴマブックス(2007.02)
アルテミス・ファウル 永遠の暗号 オーエン・コルファー作 大久保寛訳 角川書店(2006.02)
王国は星空の下 北斗学園七不思議1 篠田真由美作 理論社(2007.03)
タイムカプセル 折原一作 理論社(2007.03)
コービィ・フラッドのおかしな船旅 ポール・スチュワート作 クリス・リデル絵 唐沢則幸訳 ポプラ社(2006.09)
月下花伝 時の橋を駆けて 越水利江子作 大日本図書(2007.04)
ビースト アリー・ケネン作 羽地和世訳 早川書房(2006.07)
カカオ80%の夏 永井するみ作 理論社(2007.04)
酔いがさめたら、うちに帰ろう。 鴨志田穣著 スターツ出版(2006.11)
ぼくとひかりと園庭で 石田衣良著 長野順子画 徳間書店(2005.11)
中世ヨーロッパの城の生活 ジョゼフ・ギース、フランシス・ギース著 栗原泉訳 講談社学術文庫(2005.06)
きむらゆういちの「ミリオンセラーのつくり方」 木村裕一著 ビジネス社(2006.07)
グッドラック アレックス・ロビラ著 フェルナンド・トリアス・デ・ベス著 田内志文訳 ポプラ社(2004.06)

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