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2007.07.05

不撓不屈

読破ページ数【10】

「図書館」シリーズ3巻。前巻が気になる終わり方だったので、一気に読んでしまいましたが、今回のエピソードはどれも考えさせられました。書物に対する検閲があるという世界設定なので、毎回はっとさせられます。

 笠原たちも図書館隊に入隊して一年。昇任試験の時期がやってきました。実技試験のお題は「子供への読み聞かせ」。笠原、手塚、柴崎の三者三様の対処が面白かったです。
 そして「○○屋」について。作者があとがきでも述べているように、いま現実に「○○屋」というのは放送禁止用語になっているわけで、この本の世界がまったくの絵空事には思えなくなるような、薄気味悪さを感じます。「無関心」について、考えさせられました。
 そして全編とおして語られる、図書館隊の徽章の意味にはじーんときました。次作が最終巻になるとのこと。笠原については安泰だと思うので、柴崎の行く末がすごく気になります。

『図書館戦争』の感想
『図書館内乱』の感想

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