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2007.08.22

真帆片帆

読破ページ数【10】

 

 16歳のアートは、寄宿制のお嬢様学校で階段を踏み外し、頭を打ったことから、昔の記憶を取り戻した。自分はパイレーティカと呼ばれた女海賊モリーの娘だと。父親は否定するが、アートは寄宿学校を抜け出して、母の昔の部下たちを探しにでかける。部下たちとの再会をはたすが、どうも話が食い違っていて……。

 タニス・リーの海賊物、と思って読んだのですが、パラレルワールドでロンドンがルンドン、アメリカがアマーリアと地名も微妙にちがい、時代も19世紀末らしいのですが現実とはちょっとずれています。各章も「第○幕第○場」となっています。もうひとつ理由があって、お芝居をみているよう。アートが船を奪い、宝物の地図がでてきて、母のライバルだった海賊の娘も登場して、だんだんと「パイレーティカ」になっていくところはおもしろかったです。嵐のなかの船の場面が印象的でした。

 ところで、これはライトノベルの新レーベル小学館のルルル文庫からの刊行です。

小学館ルルル文庫公式サイト

 海外翻訳小説の今後のラインナップも気になります。10月刊行予定になっている ナンシー・スプリンガーの "An Enola Holmes Mystery" は、

 これかしら。2007年MWA賞(エドガー賞)児童図書賞候補作です。

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コメント

さかなさん

 対象読者層が手にとりやすい、というのがポイントかもしれないです。

投稿: 蒼子 | 2007.08.22 10:34

お手頃価格ですし、おもしろそう~。こういう表紙のとっつきやすさってありますしね。

投稿: さかな | 2007.08.22 09:53

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