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2007.08.06

気宇壮大

読破ページ数【20】

 水路が縦横に走る水の都カモール。この都の秩序は、表の政治を司るニコヴァンテ公爵と裏社会を取り仕切る頭領カパ・バルサディの秘密協定により保たれていた。ロックはカパが統べる盗賊団のひとつ「悪党紳士団」のガリスタ(頭)だった。メンバーは一卵性双生児のカーロとガルド、頼りになるジャン、見習いのバグ。この5人、実は秘密協定を破って貴族から金を巻き上げる、詐欺集団だった。

 何か月もの仕掛けを終えて、いよいよゲーム開始と、ある貴族に近づいたロックたち。しかし、カパ配下のガリスタたちを殺してまわる「灰色王」と名乗る謎の人物の魔の手もロックたちに伸びていた。

 ワーナー・ブラザーズがすでに映画化権を取得しているそうです。カモールの象徴は硝子でできた五つの塔。この塔は映像で見てみたい気もしますが、かなり陰惨な場面もありどんな映画になるのでしょう。
 現在の事件の進行の合間に、ロックたちの子供時代が描かれるという構成で、はじめはなかなか乗り切れなかったけど、だんだんおもしろくなてきました。7作シリーズの1巻ということで、今後がとっても気になる人物がいます。2巻"Red Seas Under Red Skies (Gollancz)"も出版されたところ。訳者あとがきによると海賊物だそうです。

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