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2008.03.23

自分と向きあう

読破ページ数【30】

魔使いの秘密 ジョゼフ・ディレイニー作 金原瑞人・田中亜希子訳 東京創元社(2008.02)

「だれだって自分が本当は何者なのか思い出すのは、危険で気持ちを動揺させることだ。」(67ページより引用)

 魔使いに弟子入りした、七番目の息子の七番目の息子のトムの冒険を描くシリーズ3作目。
 冬の家に移ることになったトムと魔使い。アリスとは一緒に住めないし、その冬の家のあるアングルザーク高原は予想以上に荒涼とした土地だった。地下には魔女やボガートなどを封じ込めた穴もある。そして、魔使いのもと弟子モーガンも、不穏な動きをはじめた。
 そんなとき、ボガート退治で魔使いは大怪我をしてしまう。トムはひとりで難局を乗り切れるか!

 タイトルのとおり、これまでのいろいろな謎があきらかになってきた。トムにとってはこれまでで一番つらい試練になったかもしれない。自分が何者なのか、しっかり向きあい、本当にゆるがないトムの心が頼もしい。魔使いの過去も切ないものでした。ネタバレになりそうなので、このくらいで。
 魔使いの弟子になってそろそろ一年。トムはどんどん成長していく。アリスとの関係もどうなっていくのか。4巻に続くので、まだまだ続きが楽しみ。

◆「魔使い」シリーズ感想
魔使いの呪い

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