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2008.05.21

におい

読破ページ数【30】

教会の悪魔 ポール・ドハティ作 和爾桃子訳 早川書房(2008.04)

 よい香りが「匂い」で、不快なのが「臭い」っていうの、ついうっかり混同してしまいます(>_<)。

 13世紀のロンドンで、殺人犯が司直からのがれるために教会に逃げこんだ。中から鍵をかけ、警備兵が監視していた密室状態で翌朝首を吊っているのが発見されて、自殺として処理された。しかし反逆者の仕業ではないかと疑った国王エドワード一世は、再調査を命じる。大法官が選んだのは、王座裁判所書記官ヒュー・コーベット。調査してすぐに自殺ではないと見抜くが、動機や犯人がわからない。調査をつづけるうちに、コーベットの命も狙われて……。

 強烈な「におい」がしてきそうな、細かい描写がおもしろかった。訳者さんによるあとがきで、時代背景や風俗、宗教の解説が適切で参考文献まであげられているので、とても勉強になりました。

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