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2008.06.23

all that jazz

読破ページ数【40】


『キッド・ピストルズの最低の帰還 パンク=マザーグースの事件簿』 山口雅也著 光文社(2008.05)

 やっぱりおもしろい~~。
 パラレルワールドの英国では、探偵士が事件を担当しスコットランド・ヤードの刑事はその助手的存在。キッドは刑事です。
 13年ぶりの復活です。収録作5作のうち2作は1995年に発表され、3作が2007~8年に発表されたもの。キッドたちは歳をとってませんが、パラレル英国でも携帯電話が普及しているところに時の流れを感じました(^^;)。

以下タイトルとモチーフとなっているマザーグースをメモ。

「誰が駒鳥を殺そうが」(Death and Burial of Cock Robin)
 射程距離外から射られた矢で殺されていた不可能犯罪。

「アリバイの泡」(The Wise men of Gotham)
 三つ子のひとりが犯人のはずなのに、監視カメラには常にふたりしか映っていなかった。キッドはどう犯人を確定したか。

「教祖と七人の女房と七袋の中の猫」(As I was going to St.Ives...)
 片側は崖、反対側は海の一本道。両側を見張られていた密室状態の中で、トラックに乗っていたはずの子供たちが消えた。これが一番よかったです。

「鼠が耳をすます時」(Three blind mice! See, how they run...)
 意外な殺害方法。

「超子供たちの安息日」(Monday's child is fair of face...)
 超能力をもつ子供たちを収容する施設で密室殺人。関係者はさまざまな超能力をもつ子供たち。

 これからもぜひつづいてほしいシリーズです。

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