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2008.12.15

密かな愉しみ

読破ページ数【30】


『儚い羊たちの祝宴』 米澤穂信作 新潮社(2008.11)

 懐かしい感じがする短編集。時代設定が昭和初期っぽいし(わたしの感覚)、語り手がお嬢さまや使用人で古風な文章。ちょっと奇妙な味のホラーなのかな。「身内に不幸がありまして」「北の館の罪人」「山荘秘聞」「玉野五十鈴の誉れ」「儚い羊たちの晩餐」の5篇だが、それぞれに「バベルの会」という読書会が登場する。(副題?はThe Babel Club Chronicle)。そこにでてくる本が昔読んだ懐かしい本だったり、読みたくてもまだ読んでいない本だったりするのも、「懐かしい」と思った一因だろう。本のタイトル並べるとネタバレになってしまうのであげられません。
 どれも好みなんだけどやっぱり最後をしめくくる「儚い羊たちの晩餐」がいいかなぁ。中高生のころこっそり隠れて読んだ本たちを思い出して、どきどきしながら読んだ。

◆米澤穂信読了本の感想
氷菓
愚者のエンドロール
遠まわりする雛
インシテミル
夏期限定トロピカルパフェ
ボトルネック

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