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2009.01.12

ラピスラズリの青

読破ページ数【50】


『聖人と悪魔 呪われた修道院』 メアリ・ホフマン作 乾侑美子訳 小学館(2008.10)
★2008年度アガサ賞 児童書及びヤングアダルト部門候補作
★2007年ガーディアン賞ショートリスト

 14世紀のイタリアの架空の都市を舞台に、実在の画家シモーネ・マルティーニとピエトロ・ロレンツェッティをからめたミステリー。

 若い貴族のシルヴァーノの目の前で人がさされた。ナイフはシルヴァーノのもので殺人の疑いがかかる。父の男爵は無実を信じて、友人が院長をつとめる修道院に息子の身をかくまってもらった。 ところがその修道院でも殺人がおこりシルヴァーノは疑われ、犯人をさがそうとする。

 シモーネ・マルティーニはアッシジで聖フランチェスコ聖堂の壁画を書いていて、そのための顔料をシルヴァーノが身をよせた修道院で作っている。この顔料の話がとてもおもしろい。マルティーニが書いた壁画はここでみられる。→[link]
 ミステリとしてよりロマンスの要素のほうが強いかも。原題は "The Falconer's Knot" で、なんのことかなと思ったら、最後にでてきました。

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